将来の夢がない中学生に語ってる先生を、否定しないで!
夢の否定がとまらない。
新しい新学期が始まり、息子の学校ににも新しい先生が来ました。
英語の先生です。英語の先生の自己紹介を中学生の息子はなんだか気にとまったらしく、学校であった話をしてくれました。しかし、うちの嫁さんは、否定してばっかりでした。内容は将来の夢はなんですか?という内容でした。
中学生に将来の夢がない、大人になってもいいことが無いと思っている中学生が多いアンケート結果に対してどうにかしたいといった、素敵な授業です。
しかも、学校であった話は中学生になってからほんとに数えるぐらいしか無いの
にもったいない。
将来の夢はなんですか?
夕食時に、珍しく息子が学校であった話をしてくれました。
新しく赴任された英語の先生が自己紹介で学生の頃の話をされたそうです。
学生の頃の将来なりたい夢はキャビンアテンダントさん、だったんだって。
でもね、身長が足らなくて諦めざるを得なかったんだと息子が話をすると、
嫁は声を大きく張り上げてまで、それは言い訳だ!
できなかった理由にしてるだけだ!と否定的な感想を言います。
そんなに声を張り上げてまでいうことかぁ。と引きながらきいていました。
でも、キャビンアテンダントさんになるためには確かに身長の壁はあるのは確かです。
将来の夢への壁
キャビンアテンダントへの募集要項に令和の時代は身長制限はありませんが
昭和時代には女性で160センチ以上男性で165センチ以上の身長が必要と確かに
明記があったそうです。
でも、この制限は業務上致し方ないと言わざるがない制限です。
高い所への物の出し入れや、緊急時に人命救助の為などの業務をおこなううえで
致し方ない制限になります。
嫁の良い分のようにできなかった言い訳ってことは無いですよね。
でも、最近の募集要項には身長の制限の要項無いので
155センチの身長キャビンアテンダントさんも活躍されているそうです。
これから目指す人にとって心強いですね。
息子はめげずに話を続けます、
その次の夢は薬剤師になりたかっただって。でもね薬の性能とか種類とか覚えることが多くありすぎてを覚えるのが大変そうでやめたんだってと言う話に対して
また、否定的な感想を言います。
そんなにくじけて、しょうがなく学校の先生になったみたいな話じゃないの?
やりたくて学校の先生になったんじゃ無いなら良い先生かわからんね。
と否定的な感想を言います。
息子はへこたれずまだま、話を続けます。
英語の先生がフランスにまだ行ったことないんだけど、
絶対行きたいと思ってるんだと決意をみんなの前で話をしたことに対しても
残念なコメントです。
この辺にくると父はどんな残念な否定コメントがくるのか少し楽しみに
なってしまいます。
フランスなんて行こうと思えばすぐ行けるよ!
いま、行ってないのならいつまで経っても行けないね。なんて言うことを言います。
まるで、悪者のようなコメントです。
「いやいや、いいじゃない。
素敵だよ。子供達の前でやりたいこと夢を語れる先生は魅力的だぜ。」
って父はそこで言えばいいのですが反論を恐れて何も言わずです。
そんな否定的な感想を言うならもっと楽しそうな感想言ったげたら良いのに、
フランスはいいところだからって観光名所なんかを教えてあげないとね。なんていうコメントでもいいじゃないですか。
(ちなみに嫁は学生の頃バイトでお金を貯めフランスに行っております)
なんて夢が膨らむように話を膨らませたらいいと思うのになんでそうシャットアウトしちまって話を殺しちゃうんだろう。
おぉ、よぉ。それってんなんなのさと思いながら、父はまたこれに対してコメントしませんでした。
そこで、息子からまさかの「お父さんは先生の夢どう思う?」って振られました。
「お父さんは英語の先生だからできれば、英語を活用した夢を子どもたち
語って欲しいね。例えば、英語を話せる国に行ってそうだなぁ。
例えばハリウッドに行って映画俳優さんと会話のやりとりをするみたいなのも
いいと思うんだよな。」
みたいなどっちでもいいことを言って、2人を呆れた顔にさせてしまいました。
子どもが楽しそうに学校であった話をしているんだから、
静かにいい先生だなと言うふうに黙って聞いてあげたないのに、
そんなに子供の前に先生のことを否定する必要は無いのになと父は思いながら
とばっちりが来るのが嫌で黙っていました。
否定的なことばかりで困った嫁でした。
親が学校にできることは目に見えることだけじゃないよね。
小学生の時は気が合わない先生に対して子供に悪口を言っていました。
子供はそんな風に思ってなかっただろうに、お母さんがそんなに悪口ばっかりを
言うもんだから、先生のことを馬鹿にするようになっていまいました。
子供は親の言うことを素直に聞いてしまうものだから、
親は先生の良いところを目一杯、目一杯。美化していい先生だね、やる気が出るね
と言うふうに家で話をするっていうのも教育の応援になるんじゃないかとおもうのです。
それが学校の為になるし、先生の為ににもなるし、自分の子供の為になるんじゃないかなと思うのです。教育が学校が悪いなんてことじゃなくって、
やっぱり家庭のお父さん、お母さんの子供に対する発言が行動が
直接その子供たちの学びにつながっているんだろうなと感じたひとこまでした。
どうしても父より母の方が家では接点が多いのですが、
どうにかして悪口を言う感想がメインではなく良いところを見つけることを
言えるような子供に育ってほしいと思います。
そのためにはおかしいなと思ったことに自分の意見を言うべきだな。
その時は言えなかったなと思ったので、次の日の朝に嫁がいないところで先生のことをほめておきました。
先生の残念な結果で終わった夢ですが、
学校の先生になるっていうのもよかったのよみたいな話が最後にあったんだろうと
思います。
先生はキャビンアテンドや薬剤師になれなかったけど、それよりも良い職業見つけたんだよ。学校の先生はいい仕事なんだよ。
でも、学校の先生はどういう風に思っての将来の夢の話(挫折編)を話してくれたんでしょうか?
でもその話を子どもが家でするって言う事はとても魅力のある
先生なんだなと思います。
学校の話をしてるっていうことはちゃんと先生の話を聞いてるっていうこと
だからいいよ。寝ちゃったりとか違うことをしたりとかせずに先生の話を聞けてるっていうことだけども、その先生には子供たちを惹きつける魅力のある先生なんだろうなと思います。会ったことがないけど会ってみたい先生だなと思いました。